料理対決という新しいスタイルの忘年会


今日はFoodist Stage vol.5[打ち上げ&忘年会が楽しくなる料理対決]の日。

Foodist Stageの忘年会とも言える今回は、エンターテイメント重視で開催させていただきました。

実況席は19時開始のところ18時から酒盛りを始め、審査員は何もつまみがない中実況席にはビーフジャーキーなどの「おつまみセット」。お客さんをもてなすよりも自分たちが全力で楽しもうとする姿勢が目立つ実況席からスタートです。

今回は加瀬まなみvsTeam執事(執事・花田・田村)のハンディキャップ戦。加瀬選手が1人に対し、執事チームが3人で応戦という構図だったのですが、、

第5回の実況席はFoodist StageではおなじみのMC岩瀬大二さん、解説に大二さんと深夜UST放送を行うロイさんを迎えての参戦。毒を吐きつつ魅力を引き出す独特の実況は飽きない3時間を作り出してくださいました。


入場とともに賄賂(米粉クッキー)を持ってきた加瀬サンタに対し、試合開始と同時に紅茶を淹れてもてなす執事チーム。一方は賄賂、もう一方はプレゼントという言葉の違いはあれど、場外バトルも早速繰り広げられました。肝心の調理はというと、執事チームは3人分担制。それぞれ役割が決まっていたので黙々と調理を進めていきます。一方の加瀬選手はというと、「あんな子たちは私一人で十分よ!」と豪語していたにもかかわらず、「アドリア海の暴れ牛(byロイ氏)」よろしく試合開始早々一般審査員を巻き込むという暴挙。しかも巻き込んだ二人は第1回Foodist Stageで加瀬選手と名勝負を繰り広げた荒井選手、第3回「キノコ料理対決」で優勝した野口選手という、両手に重火器を揃えるという鬼に金棒、暴れ牛に機関銃。「今回はヒール(悪役)でいきます!」との宣言通り、容赦ない攻撃を加えてきました。



一品目
加瀬選手:すぐでき☆ピンチョスツリー
チーム執事:レンコンチップスのサラダ 生姜ドレッシング添え

加瀬選手から「これをこの順番で串に刺してね!」と言われ、突然駆り出された元ライバルの荒井選手。この爽やか大学生は突然の要求をも軽やかにやり遂げます。さらにキノコ料理対決では見事な包丁捌きを見せ付けてくれた野口選手には「コレとコレをこのくらいに切っておいてね!」と指示を出す。まさかの即席チームが出来たかと思えば、3人ともサンタ帽をかぶって一致団結。事前に動きをチェックしていたかのような流れる作業は経験者だからこその素晴らしさでした。執事チームはというと、紅茶を淹れるというパフォーマンスに一人、黙々とスライスしたレンコンを並べるという作業に一人、盛り付け作業に一人。紅茶のインパクトが大きくなりすぎたせいで、料理の印象が薄れてしまうというまさかの結果に。 

二品目
加瀬選手:お花畑の華やかちらしで宝探し
チーム執事:大豆とチョリソーのトマト煮込み

調理開始とともに、執事チームリーダーから「暇なんだけど何かやっていい?」という余裕の一言。相変わらず参加者をこき使う加瀬選手の隣で、おもむろに青いクロスを広げる執事。参加者の手を取りエスコートすると、始めたのはタロット。和食の料理人がふわふわの炒り卵を作る隣で、タロットが行われるというなぞの状況。おかげで奥のキッチンで黙々と作業を続ける執事チームのメンバーは影の存在に(頑張りは皆見ていましたが)。そんな中調理は着々と進み、レモン果汁を使って洋風の散らし寿司を用意する加瀬選手。エディブルフラワーやカラフルなトマトを用意し、色鮮やかに仕上げたかと思えば執事チームも負けじと対抗。チョリソーと大豆をトマトで煮込み、器に盛り付けてからバジルとチーズをあしらう赤・緑・白のコンビネーション。投票用紙には感想を書いてもらうのですが、執事たちのこの料理は絶賛されていました(後日レシピを紹介予定)。気になるのが加瀬選手の「宝探し」という料理名。長方形の料理を取り分けていくと、中には一体の味パンダ。フランスの新年に食べるお菓子ガレット・デ・ロワであればフェーヴ(当たりの人形)の役割、見事当てた方には味の素商品セットが贈られました。



三品目
加瀬選手:スパークリングジャグジー
チーム執事:ハムとチーズのバタールピザ

いよいよ最後の料理となり、各チーム3人とも調理に入るかと思いきや、自分たちの料理や相手チームの料理を堪能する余裕っぷり。加瀬選手は「あとは私一人で十分(いや、最初から一人で、、と言っていたのですが)」と言わんばかりに、荒井選手・野口選手を休ませます。ところがマシュマロに文字を刻み、顔をいくつか描いたかと思えば「(疲れで)よく見えない!」と早々に離脱。面白がって集まってきた参加者に自由に描かせて勝手に楽しませるという作戦に変更し、一品目で仕込んでおいたアイスの仕上げに移っていきました。このまま順調に終わるのかと思えば、なんと隠し持っていた凶器(チョコペン)を手に執事チームが作業する敵陣に乗り込み、パンにチョコを塗りたくるという嫌がらせを敢行。これにはカチンときたのか、このチョコまみれのパンは加瀬選手へ献上されました(写真手前)、まさに因果応報。そんな嫌がらせにも負けず、執事チーム3品目はバタールをチーズたっぷりのピザ仕立てに焼き上げました。一方の加瀬選手、執事チームが料理を出し終わるのを待ち、まさに満を持してデザートにとりかかります。ヨーグルトを混ぜたアイスにマシュマロで作ったスノーマンやフリーズドライのストロベリー、キウイなどをトッピングし、出来上がりの合図のように自分のカメラで真っ先に撮影。かと思えばおもむろにスパークリングワインを取り出し、なんとアイスの上にかけていきます。泡がまさに雪のようになり、この演出には女性からの絶大な支持を得ていました。


投票の結果、僅差(3票差)で加瀬選手(チーム)の勝利!どちらも参加者の皆さんを楽しませていただき、とても楽しい会となりました。ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございます。

次回2月16日(土)開催、ご参加お待ちしておりますのでよろしくお願いします。

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